院生紹介 ~D1岩田貴帆~

みなさんはじめまして,
高等教育学コースD3の溝口侑と申します,今年度の院生blogの管理人になりました。
さて,これまで院生blogはなかなか頻繁に更新できていなかったので,今年度は積極的に更新していこうと思います。
毎月テーマを決めて,院生のみなさんから投稿してもらう形式にしようと考えています。
 
さて5月は高等教育学コースの院生紹介ということで,うちの講座に在籍している院生たちに自己紹介を書いてもらいました(私もいずれ投稿します)。
 
トップバッターは今年から博士後期課程になりました,岩田くんです。
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こんにちは.2020年4月にD1になりました,岩田貴帆です.
京都大学大学院教育学研究科 高等教育学コースで,田口真奈先生の研究室に所属しています.
 
学生の自己評価力について教育工学的に研究をしています.
特に修士研究では,協議ワークを取り入れたピアレビューという独自の教授法の開発を行い,自己評価力が向上するか効果検証を行いました.
M1後期に実施した「開発」の部分については,既に『日本教育工学会 論文誌』にショートレターとして掲載されました.
→JStageでオープンアクセスになっています https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjet/43/Suppl./43_S43095/_article/-char/ja
 
【追記】M2前期に実施した「効果検証」の部分が、『大学教育学会誌』(20年6月頃発刊)に掲載が決まりました。
 
実践のフィールドとして,京都大学の共通教養科目「社会学にTA(ティーチングアシスタント)として2018年度前期から関わっており,2020年度前期で3年目(5期目)となります.
 
また,2020年度には高等教育研究開発推進センターのRA(リサーチアシスタント)もさせていただいています.
最近の新型コロナウイルス感染拡大防止への対応に伴い,TAとして実践していることを事例としてRAの業務に生かし,RAの業務で培った知見をTAの授業で活かす,ということができていて,大変ですが満足感の高い日々を過ごしています.
 
このように,僕が満足感を得る活動の仕方の特徴として,TAとRAの仕事内容を連動させるとか,実践と研究を連動させるとか,そういった「連動」が1つのキーワードになっています.
 
実はそのような働きかたは,以前勤めていた教育コンサルティング会社でも同様でした.昼はアクティブラーニング型授業の教員研修の提案や補助をする一方,夕方からは学習塾の教室に出向し,授業でそれを実践する,という実務と実践の連動がキーワードであったと思います.
 
 
・・・,といろいろ頑張っていることを書きましたが,日々不器用に試行錯誤を繰り返していますが,なかなか思うようにいかないことも多いです.
特に最近は,新型コロナウイルス対応で,ものすごく忙しくなっている一方,「人とのつながり感」が希薄であったり,授業や研究の方針を決めても次の日には状況が大きく変わって見通しを持てない・・・など,閉塞感に包まれつつあります.
(ツツマレツツアル っていかにも閉塞感のある言葉ですね)
 
 
とりとめのない自己紹介となりました.
「自己評価力」以外にもいろんなことに関心を持っていますので,また機会を見て,院生blogに書いていきたいと思います.
 
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なかなか熱い自己紹介でしたね。
毎週,水曜日の夕方に更新しますので,是非購読をお願いします!!