大学教育学会第39回大会

D1の飯尾です。
今回は、先日6月10日〜6月11日にかけて広島大学で行われた大学教育学会第39回大会の模様を報告したいと思います。

大学教育学会では、日頃大学教育について研究・実践に携わる先生方が集まり、その成果を発表したり相互に意見交換を行ったりしています。
http://daigakukyoiku-gakkai.org/


京都大学高等教育研究開発推進センターの先生方にとっても研究発表のメインフィールドの一つであるとともに、われわれ高等教育開発論講座の院生にとっても研究発表を行ってコメントをいただいたり、普段お会いできない他大学の先生方からお話を伺う貴重な機会です。


私も、6月11日に発表を行ってきました。
「大学生の学術情報リテラシーの評価とその習得傾向の検討 ―Can-Do table の開発を通じて―」という題目で、修士論文で発表した内容の一部をまとめたものです。

できるだけ事前準備を行って発表に備えたのですが、思った通りに発表ができず制限時間をオーバーしたり、言葉づかいが乱れたり、コメントにうまく答えられなかったり…

普段から先生方の前で発表する経験は積んでいたつもりでしたが、学会発表という公式の場では勝手が違うことも多々ありました。

とくに大学教育学会は様々な研究背景・関心を持つ先生方が集まりますので、あまり自分の研究に関する予備知識のない方にも分かるような発表方法が必要だと感じました。

一言で言うと、「研究を行う」だけでなく「研究を伝える」能力も大事だなと思わされた今回の大学教育学会でした。

しかし、発表後には多くの方とご挨拶・名刺交換をすることができ、今後の交流の幅が広がったかなと思います。

今後も積極的に学会発表を行って、多くの方に自分の顔と研究を覚えてもらうことと、研究を伝える能力を磨いていこうと考えさせられた2日間でした。


また私の発表の前には、私の指導教員である松下先生の発表も行われました。
内容は3月の大学教育研究フォーラムでの参加者企画セッションの内容をまとめられたものですが、すごい参加人数!会場がいっぱいになり立ち見も出るほど。改めて、先生の高等教育分野における影響力の強さを感じました…
私ももっと頑張らなくては。


おまけ

旅のお供の #シンカンセンスゴイカタイアイス

お好み焼きは食べられず残念。