院生紹介(ジョンさん編)

D1の飯尾です。
今回は新しい試みとして、高等教育開発論講座の院生の自己紹介を行ってみたいと思います。
第1弾は、今年度生涯教育学講座から高等教育開発論講座に移ってこられたD1のジョン・ハンモさんです。
韓国からの留学生ですが、日本暮らしも長く、ときどき我々も知らなかったことを知っていたりします。

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鄭 漢模(JEONG Hanmo)

基本的な自己紹介
韓国群山市出身。釜山じゃありません。
日本歴6年目。
京大に来る前に、東京と大阪に暮らしたことがあります。
わざとではありませんが、「住み比べ」を結構楽しんでいます。
日本語はまだ難しいです。
人、年齢、語彙、方言、言い方によって聞き取れないことが多々あります。

研究について
大きな研究テーマは、遠隔教育です。現在の研究は、これを2つのトラックに分けて行っています。第1のトラックは、「理論的研究」です。私は今までの調査や研究に基づき、遠隔教育における学生と教員の間の距離に対する認識が、物理的な距離にとどまっていることに問題の原因があると判断し、そこには心理的な距離などを含む別の「距離」が考慮される必要があると考えています。そこで、「理論的研究」では、遠隔教育の歴史やそこで用いられてきたメディアの変遷からこうした「距離」を明らかにすることを試みます。第2のトラックは「実践的研究」です。近年、伝統的な大学においても、MOOCなど、遠隔教育の導入が進められています。第2トラックの目的は、こうした伝統的な大学における遠隔教育の現状と展望を明らかにすることです。博士論文は「理論的研究」を中心に執筆する予定で、「実践的研究」はサブ研究に該当します。以下の表は、両研究の内容や関係性を示したものになります。



大学院生活
7時半起床。
8時半まで研究室に着くと、緑茶かドリップコーヒーを1杯淹れます。
そうすると一日がスタート。
昼ご飯はなるべくシンプルに短い時間で食べています。
研究室にいる間は他のことにはあまり時間を使いたくないので。
研究室を出るのは、午後6時から7時の間。
他の大学院生さんたちより滞在時間が短いかもしれませんが、
一度疲れてしまうと長い間響くタイプなので…。
晩ご飯はなるべく自分で作ります。
献立は、韓国風お味噌汁にブルゴギが普通かな。雨が降るとブチンゲを作ったりします。
他にも運動は規則的にやっていまして、鴨川沿いを3〜4キロぐらい走っています。
ちょっど悲しいですが、大学院性は他に財産を持っているわけではないので、体が全てだと考えていますので…。

趣味
友人や行くところも少ないので、学校にいる時間以外にはかなり暇なのが留学生です。
なので、一人でも楽しく遊べるように進化してきました。

水泳と写真。
水泳は2007年からやっておりますが、日本の水泳場はかなり高いので最近にはあまり…。
写真のほうは2010年から。カメラがいつでも持ち運べるようなものではないので、これも忙しくなった最近にはあまり…。

結局、ゲームと読書。
部屋でも手軽にできるゲームと読書に落ち着いてます。
最近やっているゲームは、「FIFA18」と「ソニックマニア」。
読書のほうは、『大統領の書き物(대통령의 글쓰기)』『嫌われる勇気』ぐらいかな。
本は昔から大好きです。
幼いごろから母に「本代は惜しむな」と言われてきたので、買いたいものがあれば結局手に入れてしまうほうです。

そして、映画。
当たり前かもしれませんが、韓国映画が大好き。
日本にいるメリットは、必ず面白いやつだけ上映してくれるという点。
最近見たのは、『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』『密偵』『あたた、そこにいてくれますか』ぐらいかな。
どちらも強くおすすめします!

これからの夢
夢を聞かれたら、自分のキャリアについて言うのが普通だと思います。
希望するキャリアがないわけではありませんが、私にはそれより優先する夢があります。

現在はもう当選して大統領になっていますが、候補だった時代のムン・ジョンインさんの公約の中に「夕方のある暮らし」というものがありました。私の夢は、この「夕方のある暮らし」を送ることです。
仕事がどれ程忙しくても、夕方からは愛する妻と子どもたちと一緒に過ごすできる生活が欲しいです。

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以上、ジョンさんの自己紹介でした。
これからも我々高等教育開発論講座の院生のことももっと知ってもらえればと思います。
よろしくお願いいたします。